我が子の抜けた乳歯は、どうしていますか?
マンション住まいが増えてきた昨今、上の歯なら縁の下に、下の歯なら屋根に向かって投げられない家庭も増えています。
そんなママにオススメの抜けた乳歯を保存できる専用ケースを紹介します。

執筆者:田口 玲子 


 





天然桐材で作られた乳歯のためのトゥースボックス

子どもの頃、乳歯が抜けると、上の歯なら縁の下に、下の歯なら屋根に向かって投げていました。しかし、マンション住まいのガイド宅、子どもの抜けた歯をどうしよう?と悩んでいました。

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「乳歯ケースりんご」。他に、アクリル板のイラストが、さくらんぼのケースもあります。乳歯が抜けた日付や子どもの名前を記入できます


■欧米に伝わる乳歯の妖精…「トゥースフェアリー」

Little Giraffe

「Luxe トゥースフェアリーハート」6825円。セレブ愛用のブランケットで有名な『Little Giraffe』のトゥースフェアリー専用クッション。クッション真ん中のポケットに、抜けた乳歯を入れて、枕の下に置いて眠ります

長男の1本目が抜けたのは在米中。NYでは、ママ友が教えてくれた「トゥースフェアリー(歯の妖精)」の言い伝えに倣って、乳歯が抜けたら枕下に置いて寝ていました。

トゥースフェアリーとは、子どもが寝ている間に抜けた歯を取りに来て、代わりにコインを置いていく妖精のことです。実際には、子どもが眠ってから、親が枕の下の乳歯をそーっと取り出し、お金に換えるのですが。

翌朝目覚めて、お金を手にした子どもは大喜び。今は、コインではなく紙幣になってきているようです。1ドルぐらいかな?と思っていたら、幼稚園のお友達は、5ドルとか10ドル!? それからは、5ドル紙幣を忍ばせていました。

トゥースフェアリーにまつわる絵本や枕の下に置くケースも数多く販売されていて、子どもにとって一大イベントとなっています。



歯並び通りに保管でき、歯が抜けた日も記入可能!

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アクリル板を外すと、歯の保管用の穴があります。

そんな訳で、長男はトゥースフェアリーが持って行ったと思っていますが、抜けた歯は私が保管しています。

どう保管しようかと悩んでいた時に出会ったのがりんご柄の「乳歯ケース」。プラスチック製だと、乳歯が変色することもあるそうですが、こちらは長期保存に適した天然桐材で作られています。

歯並びに沿って作られた各穴は、前歯と奥歯でサイズも違い、乳歯とぴったり合うように作られています。また、アクリルの蓋のお陰で歯が落ちません。アクリル板のりんご柄は、乳歯20本分の各穴の上に描かれており、歯の抜けた日も記入できます。



残り何本乳歯があるかということが、一目瞭然。抜けた歯は、眺めて楽しむものではないけれど、捨てる気にもなれず、かといってこのままにしておくのも……という方にオススメです。1本抜けるごとに、子どもの成長を実感できますよ!